第5回 蟹瀬誠一の検索エンジンマーケティングを読み解くキーワード
~ SEM-ch・宣伝会議 特別企画 ~
「蟹瀬誠一の検索エンジンマーケティングを読み解くキーワード」
- SEO(検索エンジン最適化)やP4P(検索連動型広告)を駆使して目的のページへ誘導しても、成果に結びつかなければ意味がない。そんな中、ランディングページを最適化して目的のページに誘導する「LPO」が注目を集めている。
今回は、LPOが注目を集めるようになった背景やその重要性について、ジャーナリスト・蟹瀬誠一氏がアウンコンサルティングとともに読み解いていく。
ジャーナリスト/キャスター
蟹瀬 誠一 氏
1974年上智大学文学部新聞学科卒業後、米AP通信記者、仏AFP通信記者、TIME誌特派員を経て、91年からテレビのニュースキャスターとして活躍。現在は文化放送の情報ラジオ番組「蟹瀬誠一 ネクスト!」、朝日ニュースター「経済討論ー頂上決戦」のメインキャスターを担当。また、2004年4月より明治大学文学部教授も務める。
![]()
LPOで成果を向上させる
| 蟹瀬 | : | まず「LPO」とはどのようなものか、聞かせてください。 |
| ― | 「LPO」は「Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)」をいいます。 ランディングページとは、検索結果ページのリンク先や、検索連動型広告のリンク先へユーザーを誘導するページを指し、これをユーザーのニーズに合ったものに最適化することで、コンバージョン率を上げようというものです。それにより、SEOやP4Pから成果に結びつけようというのがLPOです。 |
| 蟹瀬 | : | サイトに誘導はできても、現状は成果には結びつかないケースがあるように思いますが。 |
| ― | そうですね。例えば、自動車を買いたいと思ったユーザーが、キーワード検索して上位にランクされたページを見たら、自動車設計のページだった。そのユーザーはすぐに立ち去りますよね。 この場合、SEOやP4Pでコストをかけてユーザーを誘導しても、本来の目的である購入や新規顧客の獲得に結びつかず、費用対効果(ROI)も低くなります。そこで、ランディングページを最適化し費用対効果を最大化する必要が出てきます。 |
![]()
LPOの具体的な方法とは
| 蟹瀬 | : | クリック率を上げても成果につながらなければ意味ない。費用対効果の視点からランディングページはとても重要ということですね。では具体的にはどのように最適化を図るのでしょうか。 |
| ― | 例えば、検索キーワード1つ1つに対応したページを用意する方法や、ニーズが共通すると考えられるキーワードをグルーピングして、そのグループごとにページを用意するという方法が一般的です。 自動車を「すぐ買いたい」ユーザー、「検討のための情報を集めている」ユーザーなど、キーワードでグループ化してそれぞれに応じたランディングページを用意するわけです。つまり、どのユーザーにどんなページを提供すれば成果に結びつくのか、また、どのキーワードに対してどんなページを提供したら成果につながるのかを、実績データを収集し継続して検証することが大切なのです。 |
| 蟹瀬 | : | ユーザーの立場に合わせて入り口となるページを用意し、効果を見ながら改善を続けることが大切なのですね。 |
![]()
次回はいよいよ最終回。SEMの費用対効果を最大化する ために、どのような分析が必要なのかを検討していきます。ご期待ください。










