つぶやく本音をWeb戦略へ


Twitterユーザの利用動向に関して株式会社IMJ モバイルがまとめた調査報告によると、Twitterユーザの67%が「友達・知人(個人)のツイート内で薦めているURL をクリックしたことがある」と回答し、また、49%が「企業アカウントによるツイート内で薦めているURL をクリックしたことがある」と回答している。※1
今やTwitterは、Webサイトへの誘導手段としても情報資源としても軽視できなくなってきている。
さらに、ユーザが情報収集をする環境も整備されつつあり、Googleの検索結果画面の検索メニュー(画面左側)の「アップデート」を使用すれば、Twitter、FriendFeed、Jaiku のようなミニブログのリアルタイムの最新情報のみを表示することができる。

こうした市況下で、検索ユーザが訪れるランディングページの重要性は増す一方ではあるが、このランディングページの最適化が彼(彼女)らと的確なコンテンツの初対面を演出する非常に大きな役割の担い手であるという事実は、今にはじまったことではない。
サイト運営側の意図するページへの誘導を容易にし、途中離脱などの無駄を抑えた導線構築という考え方、または施策のことをLPO(Landing Page Optimization)と呼び、今日ではその概念を知らないWeb担当者はいないといっても過言ではないだろう。

今回は前述のTwitterとLPOの双方を考えながら、マーケティング活動を行う際に重要な考え方について触れたい。

LPOを行う上では、「どんな訪問者にどんな情報を見せれば最も有意義な両者の初対面となるか」という仮説と検証を行うことが重要である。
そこで、Twitterを活用してみてはどうだろうか。もちろん、必ずしもTwitterの”つぶやき=本音”ということではなく、それだけでユーザの興味関心を断定するのは早計だが、ユーザのプライバシーが侵害される心配が低いというTwitterの匿名性を最大限に生かし、Twitter上のつぶやきを仮説検討材料として採用する価値はあるだろう。
言い換えると、LPOにおいては、ベストな検索キーワード群とランディングページの組み合わせの最適解を追求するための「旬な材料調達のフィールド」と「実際のユーザのリアクション」をつぶさにウォッチすることが重要であるということだ。

Twitterからの情報を生かし、Web戦略に活用していく。誘導手段としての活用はもちろん、情報資源としても積極的に取り入れていく必要性が高まってきている。

ただここで留意しておきたいのが、「端末への配慮」である。最近では『iPhone』や『iPad』からもパソコンの検索結果は見られる仕様になっている。ある程度Twitterで情報収集をしてきたユーザがiPhoneからアクセスしてくる事を想定した場合、Flashで生成されたコンテンツは全てユーザに届かないというデバイス上の問題がはだかるため、ユーザが求めている情報を「記述しているか」ではなく、しっかりとその情報が「伝えられているか」といった事もWeb担当者は忘れてはならない。

(執筆:マーケティンググループ T.O)

参考:※1
http://www.imjmobile.co.jp/news/report_20100628-269.html

【japan.internet.com(検索エンジンマーケティング)掲載コラム】
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投稿者 aun : 2010年07月23日