ショッピング検索が面白い


検索エンジンGoogleの米国版には、日本向けのGoogleには実装されていない機能がいくつかある。そのひとつが、ニュース検索の右隣に配置されているショッピング検索機能「Froogle」(http://www.google.com/froogle)である。「Froogle」は節約するという意味の「frugal」と「Google」を組み合わせた名称であり、「Smart shopping through Google」の意である、とされている。

具体的な機能としては、例えば「camera」と入力するとGoogleが認識したすべてのECサイトから「camera」に関係する商品を一覧で表示するものである。商品画像や価格、取り扱っているショッピングサイトへのリンク、レビューサイトからの5段階評価が記載されており、価格の高いものから安いもの、安いものから高いものへ並び替えることが出来る。価格帯による検索も可能で、検索スピードも速いなど、かなり使いやすいツールとなっている。

Froogleの検索結果ページ右側にはアドワーズ広告が表示されているが、Froogleのインデックスに自社ショッピングサイトのデータを取り込んでもらうこと自体には費用は発生しない仕組みとなっている。ショッピングサイト運営者側としては、比較の対象に入れてもらうために、Froogleのクローラーがデータ収集に訪れるのを待つか、自身でFroogleにデータを供給(feed)することも可能となっている。

一方で国内に目を転じると、「kakaku.com」や「Aladdin Shopping Search」といったショッピング検索エンジンも奮闘し、加盟店舗や配信ネットワークを増やし続けている。特にkakaku.comの充実した商品レビューは、購入を検討する見込客にとって非常に役立っているものだろう。しかし、両者がFroogleと大きく異なるところとして、商品データは加盟店舗のものに限られており、それ以外の商品情報を検索することはできない、という点がある。

折りしも2月17日には日本の検索ポータル最大手であるYahoo! JAPANが、ショッピング検索機能「Yahoo!商品検索」のベータ版を公開している。こちらは Yahoo!ショッピング出店店舗、feed による受け付け店舗、クローラーに収集された店舗の商品が検索対象となっている。すでにYahoo! JAPANのトップページから通常の検索を行うと、右上にはページ検索や画像検索へのリンクと並んで、商品検索へのリンクが表示されるようになっており、ベータ版とはいえYahoo! JAPANとしてかなり力を入れていることがわかる。

今後、充実してゆくYahoo!商品検索に対して従来型のショッピング検索サイトがどういう手を打ってくるか、そしてFroogle上陸のタイミングは? ショッピング検索から目が離せない。

(執筆:コンサルティンググループ)
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投稿者 aun : 2005年03月03日